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go-maruのブログ

ごーまるの紆余曲折な日々

鈑金塗装業♪

どもです♪
ゴーマルです♪

桜を見る前に散ってしまいそうな天気ですねぇ…♪



今現在も鈑金塗装工場にて働いておりますが…


そもそも自動車鈑金塗装の仕事とはどのようなものか?♪

ちょっくら偉そうに知ったかぶってみます~♪



鈑金塗装において重要な要素は3つです♪



1 美観の修復
2 機能の回復
3 耐久性の確保



なのです。

なんか文字にすると頭良さげですが♪
なんてことはありません♪


ひとつずつ説明します。



1 美観の修復

これは読んで字のごとく…

ぶつけてしまった…
事故してしまった…

様々な理由で壊れてしまった外観を直すことですね♪

当たり前ですね♪


当たり前のことを偉そうに…


すいません。




2 機能の回復

外観はピカピカに直りました♪

でも…

雨が漏れます…
すきま風がスースー抜けます…

ではダメですよね?

真っ直ぐ走らないとか…
なんだか変な音が出るとか…


外観だけでなく

走る 曲がる 止まるの自動車としての基本性能はもちろん!!

水密性 気密性 遮音性などの機能面もキチンと直すのも鈑金屋の仕事です♪




3 耐久性の確保

ぶつけて修理した。

綺麗に直ったけど…

1年も経たずに色が剥げた。
錆が出てきた。

では当然ダメですよね?

ここはなかなか厳しいところで…
一概に何年持つとか保証できるもんじゃありません…
使用状況や保管状況によっても差が出てしまうので…

自動車メーカーでさえ…
塗装などの外観の保証は3年ほど…

なかなか厳しいです。

少しでも耐久性が上がるようにと皆さん頑張っているところです♪


この3つを念頭において日夜仕事をしておるわけです♪



この3つをパーフェクトにこなせれば…
どこに出しても恥ずかしくない仕事なんですが…


パーフェクトだねぇ♪


って仕事にはなかなかお目にかかれません。

残念ながら…


様々なケースがありますが…
代表的なところを…


1の美観の修復ってところでは…

まず塗装。

これがなかなか…

人間の目ってすごく優秀で…
知識や経験なくてもわずかな色の違いってわかるものなのです。

何故同じ色にならないの?


これがねぇ…
わかってたら知りたいですよ…



嘘か真か…
都市伝説的な話ですが…


メーカーの製造ラインで塗装しますよね?

流れ作業で次から次と…

機械がやるわけですが…
当然同じ色を塗装して行くわけですが…

先頭の車のリヤドアに不具合があり…

では…

すぐ後ろは組み立て始まってるから…

3台程後ろのドアを外してつけよう♪

すると…

あからさまに違う色に見えてしまう…

同じラインで…
同じ色を…
機械が正確に塗っても…

色が変わってしまうのです。



自分で確認した話ではないので参考までに♪



このブレってのがなんの加減なのか…

不明です。

大袈裟な話…
同じ色ってのは存在しないって言っても過言では無さそう…。

同じ色のようで…
1台1台微妙に違う色を塗装屋さんは苦労して寄せて行くのです。

この色にはコレとアレがこのくらいずつ入ってますよ~♪

ってデータはありますが…

そのまま塗れることは稀です。

ちょっとずつ現車に寄せて行くのです。

そこには色彩のセンスも必要なようです。

ちなみに鈑金担当のゴーマルはできません。



2の機能面では…

良くあるのが雨漏れ…

たまに…

ランクルームのスペアタイヤ入れるとこありますよね?

あそこに金魚が飼えそうなほど水が溜まってる車に遭遇します。

大抵鈑金してます。

普通に使ってて漏れてくる車もありますよ…

俺が乗ってるセレナとか…。

ルーフのシーラーがボディのねじれで割れてそこから水が侵入します。

気づいたらラゲッジスペースびっしょびしょ!!

雨漏れはわりとしょっちゅう見かけます。



3の耐久性って話ですが…

鈑金屋はもろに錆との戦いです。

特に溶接パネルですね。

どーしても溶接したところは遅かれ早かれ錆ます。

だから溶接パネルを交換した車を

事故車

なり

修復歴あり

としなければならない。


なんで錆びるの?
錆びないように出来ないの?


そこなんですよねぇ…

鉄板を錆にくくする方法はもちろんあります。

ボディの表面からいきなり錆ないですよね?

塗装してありますからね♪


問題は溶接部…


溶接するにはキチンと電気が通らないとならず…

溶接にとっては塗装は邪魔なもの…

邪魔なものがあると溶接の強度が落ちます。

溶接でくっついているところは強度が必要だから溶接なのです。

錆ない為には塗装が必要
溶接の為には塗装が邪魔

たとえ錆止めを塗ったとしても…

溶接ってのは鉄と鉄を溶かしてつけるので高温になります。

大概の塗料は燃えます。


ここなんです問題は…

もし…

錆を防ぐ効果が高い塗料で密着力も高く…

なおかつ…

通電性と耐熱性が高い塗料があれば…

グッと耐久性は上がるはず♪


ジンクスプレーってのがわりと優秀だと思いますが…

密着性はダメですよね?

そんな感じで…

皆さん試行錯誤してますが…


溶接強度落ちて剥がれたり…
2度目の事故でグチャグチャになるほど弱くなったり…

するぐらいならバチッと溶接して…

錆はある程度仕方ない…


と…するしかないのが現状です。



結果…

耐久性ってところに問題があるので鈑金屋ってのは身分が低いんですかね?


皆さん特殊な技術を習得して今日に至るのに…


やれ誤魔化しだとか…
手抜きだとか…
下手くそだとか…


なんでだ~!
知りもしない癖に!!
どうにも出来ないとこに挑んでるのに!

出来るのならとっくに確立されてるはず!!

そもそも矛盾した技術だから苦労してるのに!!



………


すいません。



取り乱しました。

本音が漏れ出ちゃいました。



鈑金屋って因果な商売でさ!


他人の事故を食い物にして生きてんの…


それで家族を養ってんの!!


色々やりきれなくなるときがあります。

誰だって事故なんかしたくねーし

なくなればいーよ!!


でもさ…

車ぶつける人がいなくなったら生きていけない…

そんなこんなで1度は辞めたんです。


鈑金塗装ってそんな仕事です。